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PMP合格に向けて [PMP]

合格ラインが61%(106問の正解)に変更されました。(05/12/02)
http://www.pmi-tokyo.org/info/ipmp.html
→06/01頭に受験し、なんとか合格いたしました。(^^)
が、結果はあまり満足できるものではありませんでした・・・
PMP試験 3rd editionに対応した某会社の講義を受講しておりましたが、講義と同様の問題は30%程度しか出題されませんでした。(試験問題が流出しにくいことや改定が頻繁であるからだと推測しています。でも、PM試験専門の会社であるから故に、類出問題を提供してほしかったかなと少し落胆もしてます・・・)受験対策のアドバイスは難しいですが、記憶力で解ける問題は限られているように思えます。あくまでPMの模範行動の本質を理解したうえでの回答が要求されていると思います。(それがPMIの狙いでもありますが・・・)もうしばらくすると情報も増えてくると思いますので、過去問の精度も徐々にあがってくるかもしれません。

はじめに

正直、出題範囲、難易度が変更される前に受験したかったのですが、私の思いだけではどうにもならないこともありまして、合格ライン、出題範囲等含めて難易度が格段にあがった 3rd edition に取り組むことになりました・・・以下では、PMP合格に向けて、試行錯誤しながら取り組んできたことを備忘録の意味を含めて纏めています。特に、Rita Mulcahyさんの3rd edition(ref., 参考文献)を読んで、いろいろと学ぶことがありましたので以下に纏めてみます。 

TOC

  • はじめに
  • PMP試験とは、合格ライン
  • 出題分野および出題率
  • 問題の種類
  • テストの特徴
  • PMI-ism
  • 一般的なプロジェクトマネジメントの誤りと落とし穴
  • 参考文献

PMP試験とは、合格ライン

PMP試験にあたり、Ritaさんは3つの重要な点を指摘されています。 これは合格された方からも指摘されたことであり、心にとめて取り組んでいきたいと思います。

  • PMP試験は、PMBOK Guide の情報をテストするものではない。
  • 実務経験のみに頼ることはできない。
  • PMBOK Guide に基づくプロジェクトマネジメントのトレーニングが重要である。

合格ラインは、2nd edition までの7割に比べると格段にあがっています。差がありすぎて、今から受験する人間としては、不公平感を感じてしまいます。

  • 問題は200問、4択
  • 点数には加算されない "pre-release questions"がランダムに25問含まれている。
  • 合格ラインは、残り175問のうち141問をクリアすること。つまり、約81% の正答率を確保する必要がある。 

出題分野および出題率に関して(下記表)

 PM Process  Percent of Questions
 Project Initiating

 11 (22問)

 Project Planning

23 (46問)

 Project Executing

 27 (54問)

 Project Monitoring and Controlling

 21 (42問)

 Project Closing

 9 (18問)

 Professional and Social Responsibility

 9 (18問)



  • 難解な知識エリア:Framework, Integration, Procurement, Risk, and Time
    難解なプロセスグループ:Executing, Monitoring and Controlling, and Professional and Social Responsibility

問題の種類

PMPでは以下のような種類の問題が出題されるようです。

  • 状況に関する問題
  • 2つ以上の正答がある問題
  • 無関係な情報を含む問題
  • テスト用の造語(正答と混同させるため)を含む問題
  • 記憶ではなく理解を問う問題
  • 一般的なトピックに対するアプローチに関する問題

テストの特徴および注意事項

  • PMP試験は、知識、実地(application)、分析をテストするものである。単に記憶力をテストするものではない。本の情報をどのように適用するか、状況を分析するかを理解しなければならない。
  • PMP試験は、実際のプロジェクトをマネジメントすることを理解することが重要です。約150の特定の状況下でどうするかという質問を含みます。
  • 約8-10の数式を使った問題が出題されます。
  • 約10-12のEarned-Value関連の問題が出題されます。
  • 正答には、PMBOK Guide から直接引用された文は含まれないでしょう。
  • ほとんどの受験者は、200問中40問(もしくはそれ以下)は正答か確信がもてないようです。
  • 多くの受験者は、試験を完了させるのに2時間30分必要です。
    ※どれだけの統計情報に基づいて記述された内容かはわかりませんが、Rita 本の Third Edition 対応の本から抜粋した内容です。
  • 実際の経験に頼って回答するのではなく、PMI の観点で答えを導出してください。
  • 修飾語には注意してください。(e.g., 以外、含む、例としては、最初に、最後に、ではない、いつも、全くーない、必ず、完全に)
  • 受験者が回答を誤る主な理由の1つは、4つの選択肢全てを読んでいないことです。
  • 多くの問題は、2つの誤りとわかる選択子と2つの正答と思われる選択肢を含みます。
  • 1つ以上の正答があるように思われる問題もありますが、その場合は、もっとも適切な答えを導出してください。
  • 選択肢に含まれる一般的なプロジェクトマネジメントの失敗例を見極めてください。
  • 空欄を埋める場合、正答は文法的には正しくない場合もある。

PMI-ism

PMI-ism は PMI が試験で強調している項目のことであり、ほとんどのプロジェクトマネージャが知らない項目でもある。PMI-ism は強調はされていないし、PMBOK Guide ですら述べられていないこともある。 (by Rita Mulcahy) 以下では、Rita さんが PMI-ism として理解すべきと指摘された項目を挙げます。

  • プロジェクトマネージャは既存のシステムや会社の文化の中で対応しなければならない
  • PMBOK Guide では、"task"という用語は使用されない。"work packages", "activities", "schedule activities" が使用されます。
  • "Gantt chart"という用語は使用されない。"bar chart"のみ。
  • プロジェクトマネジメントのプロセスを理解せねばなりません。最初になにをするか、次に?
  • プロジェクトマネージャーの仕事は、問題を解くことではなく、問題を防ぐことである。
  • プロジェクトマネージャーは、意味のない情報を集めるのに時間を費やすべきではない。プロジェクトをコントロールし、アクションを通した状況を知ることに時間を費やすべきである。
  • 偉大なプロジェクトマネージャは、出席者を一同に集めレポートを提出させるようなミーティングを開催しません。
  • プロジェクトマネージャは、お客様の利益のためにプロジェクトをコントロールすることを目的とします。
  • プロジェクトは、スケジュール、予算、プロジェクトの目的を満たすよう完了せねばならない。さもなければ、それはプロジェクトマネージャの失敗となります。
  • 遅延は未来の作業を調整するために発生しなければならない。
  • プロジェクトマネジメント計画書は、全ての関係者によって承認され、現実的であり、そして、皆が達成できると思われるものでなければならない。
  • プロジェクトは、プロジェクトマネジメント計画書をマネージすることである。
  • プロジェクトマネジメント計画書は、単なる bar chart や WBSではない。 なにによって構成されるべきなのかを理解してください。
  • もし可能であれば、全ての作業およびステークホルダーはプロジェクト開始前に識別される。
  • ステークホルダーはプロジェクトに含まれ、リスクの識別やマネージメントに役立つ。また、チームビルディングにも含められる。
  • 全ての役割と責任は、プロジェクトの個々に"明確に"アサインされなければならない。プロジェクトスコープステートメントに密接に関連している。
  • 失うものなくなにかを得ることはできない。スコープの変化は、時間、コスト、品質、リスク、顧客満足度にどのような影響を与えるか評価せねばならない。
  • "kickoff meeting"の意味を取り違えないでください。
  • プロジェクトマネジャは、早期に問題を発見し、変化を監視し、問題を防がなければならない。
  • プロジェクトマネジャは、実行する前に必ず計画を策定すべきである。それゆえ、全ての知識領域でマネージメント計画をおこなうべきである。
  • プロジェクトマネジャがマネージする制約には、スコープ、スケジュール、コスト、品質、リスク、そして顧客満足度が含まれる。(通常 "triple constraint"と呼ばれるが3つ以上ある)
  • PMBOK Guide は大規模プロジェクトに求められることに関して述べられている。(もちろん試験に関しても)
  • プロジェクトマネジャは、プロジェクト立ち上げの間にアサインされる。
  • 調整策(corrective action)と予防策(preventive action)、2つのコンセプトの差異を理解してください。
  • PMP試験では、企業にはプロジェクトマネジメントポリシーが存在するという一般的な仮定がされています。
  • 品質は、activity や work package が完了する前にチェックすべきである。
  • 人々は仕事により補償されなければならない。
  • プロジェクトマネジャーは、計画プロセスグループの間に報酬に関する枠組みを形成します。

一般的なプロジェクトマネジメントの誤りと落とし穴

PMP試験では、プロジェクトマネジャーに不適格な人を合格させないため、一般的なプロジェクトマネジメントの誤りを選択肢に含みます。具体的な例は以下のとおりです。

  • 完了率を確認することに注力する。
  • ありきたりの状況確認ミーティングのために一同を部屋に拘束する。
  • 絶えずチームメンバーのチェックをおこなうことによる世話に、ほとんどの時間を費やす。
  • 見積もりの10%を削減することを要求する
  • Bar(gantt) chartがプロジェクトマネジメント計画書であると考えている。
  • 最終的な(承認された)要求を獲得することを試みない
  • 実際のリソースコミットメントを取り付けない。
  • 報酬システムを持たない
  • 品質に注力しない
  • システムをコントールする手段を持たない
  • マネジメント計画書を持たない
  • プロジェクトマネジメント計画書に沿って評価をおこなわない。メトリクスは作成すらしない。
  • 問題や逸脱の元凶を探し、取り除くことに時間を費やさない
  • プロジェクトマネジメント計画書に従ってプロジェクトを逸脱しないよう調整的なアクションをおこなわない。
  • プロジェクトマネジメント計画書の効果に関する再評価をおこなわない
  • スケジュール、コスト、スコープに対する正確さや完全性に関して再評価をおこなわない
  • 自身の部門の仕事をさせるために、リソースマネージャの必要性を無視する。
  • プロジェクトがチームメンバーの評判に影響を与えることを理解していない
  • プロジェクトマネージャは、プロジェクトチームの人的リソースに対して責任があることを理解していない。経歴や推薦等
  • 現実的でないスケジュールに対して、プロジェクトマネージメントの責任であるということを理解する代わりに非難をおこなう。

参考文献

徐々に拡充していきたいと思います。


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