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今週のJava関連News(05/09/20-) [JavaNews]

■AJAX関連

  • Threadless AJAX polling with Jetty 6.0 Continuations
    http://www.mortbay.com/MB/log/gregw/?permalink=Jetty6Continuations.html
    http://jetty.mortbay.org/jetty/index.html

    AJAXで構築されたWebアプリケーションは、対応するサーバに非常に負荷を与えることとなります。待ち時間や激しいループを避けるためには、サーバは、レスポンスを返す前にイベントやタイムアウトを待つリクエストを保持します。 Servlet API で実現する場合、通常ユーザごとにThreadを必要とします。つまり、これは大規模な多数のユーザを処理するソリューションとはなりえません。

    Jetty 6 では、Continuations を導入します。このメカニズムでは、Servlet リクエストを効果的にサスペンドさせ、Thread Pool に Thread を返却します。非同期なイベントが Continuation を再開された場合、もしくはタイムアウトが起こった場合には、リクエストは再開されることとなります。これにより、Java AJAX Server は、最小の待ち時間、最小のThreadの使用量で非同期なメッセージを送信することができることになります。

    今後 AJAX アプリケーションが増加することも予測できますので、このような アプリケーションサーバ側での支援機能は徐々に増えていくのではと期待しています。
  • AjaxAnywhere 1.0 tag library released
    http://ajaxanywhere.sourceforge.net/index.html

    AjaxAnywhere は、Webページの"zones"をリフレッシュするためにAJAXを使用するJSPタグライブラリです。他のソリューションと比較すると、AjaxAnywhere はコンポーネントベースのアプリケーションではありません。Webページを複数のzoneに分けることにより、AjaxAnywhereは更新が必要なzoneのみをリフレッシュします。ライセンスはLGPLです。

    方式
    1. Webページのリロード可能なページに AjaxAnywhere カスタムタグで印をつけます。
    2. 伝統的な方法でsubmitする代わりに、AjaxAnywhere Javascript API によりsubmitをおこないます。
    3. サーバサイドで実行されるリクエストの間、リフレッシュするゾーンを決定します。
    4. サーバサイドでは、AjaxAnywhere は "updated" HTML のみを含む XML を生成します。
    5. クライアントサイドでは、AjaxAnywhere Javascript は XML を受け取り、パースし、選択したゾーンを更新します。
  • Ajax for Java developers: Build dynamic Java applications
     http://www-128.ibm.com/developerworks/java/library/j-ajax1/

■JSF関連

■ビルド関連ツール

  • Maven 2.0 Beta 1 Released (16 September 2005)
    http://maven.apache.org/maven2/

    Maven 1.0 との互換性をもつ安定バージョンです。今後のベータ、最終版は後方(backwards)互換性の確保を目指しています。大きなゴールはバグフィックスと、ユーザビリティの向上、そしてドキュメント化となります。

    主なFeatureListは、以下のとおりです。
    • 206 bug fixes and enhancements since the previous release on 26 June.(Alpha3)
    • Further improved dependency management: full support for dependency ranges 
    • Reactor project aggregation support and summary 
    • File system discovery of POMs and artifacts to reduce build time and use of local and remote repositories 
    • Repository metadata support 
    • System scope dependency support 
    • Eclipse compiler support, ability to fork compiler 
    • Ability to automatically bundle sources and javadoc with deployments 
    • Maven 1.x repository support 
    • Allow use of setters in mojos for field population 
    • Ability to separate snapshot repository 
    • Ability to set minimum Maven version requirement for projects and plugins 
    • Build extension support 
    • Bugfixes and enhancements
  • Continuum 1.0 Alpha 4 Release Available(September 20 2005)
    Continuum は Javaベースのプロジェクトをビルドのための継続的な統合用のサーバです。
    http://maven.apache.org/continuum/

    継続的にビルドをおこなう仕組みは、CruiseControl 等既に優良な仕組みが存在するのに、なぜ本プロジェクトの開発を開始したのかが未だに理解できていません。もちろん、他の継続的なビルドシステムでは、本システムの代替とはならない、もしくは機能が 不足しているとなんらかの理由があるのだとは推測しております。しかし、maven チームは、継続的にビルドをおこなう仕組みはCruisecontrol等他のシステムを拡張する(してもらう)よう行動し、コア機能の開発にリソースを集中することを選択することはできなかったのかと考えています。このようなシステムが世にでることはうれしいですが、反面現時点では残念な部分もあります。jelly もしかりです。

■JavaEE5関連

  • JBoss 'Seam', app framework for JavaEE5, released in beta.
    http://www.jboss.com/products/seam

    JBoss が JavaEE5向けのフレームワークを公開したようです。

■その他

  • StCategory for Eclipse3.0 Released(05/09/16)
    http://homepage3.nifty.com/r-matuda/eclipse/StCategory/
    http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/09/16/007.html

    StCategory ver 0.4.4が公開されました。Eclipseにおいて、Smalltalk like なメソッドカテゴリの入力や分類を支援するためのプラグインです。Java5でメタ情報を保持することが可能になったため、このような利用形態が促進されるかもしれませんね。期待してます。
  • Jencks 1.0 Released: Spring based Message Driven POJOs
    http://jencks.org/Message+Driven+POJOs

    Jencks は、Message Driven POJOs を提供します。Springにデプロイしやすい軽量なJCAコンテナです。加えて、Jencks は、JDBC のXAベースのプーリングメカニズム同様に JMS, JAX-RPC, JBI, JCA CCA のような
     APIにより inbound そして outbound のメッセージをサポートします。

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